冒険の舞台
国事情
湯の帝国
とある大陸の、とある地方にある。600年の歴史を持つ、温泉がある遺跡を首都として帝政を引いている帝国です。
元老院とよばれる皇帝を補佐する助言機関が主に帝国の舵を取っています。
代々皇帝は只人にしかなれず、元老院は初代より長命種が牛耳っています。
とはいうものの、善政を敷いており諸外国からの評価は真っ当であり
特産物は鉄製品と人材を娯楽であり、主に食料は属州からの輸入に頼っています。
歓楽都市「バルネア」
湯の帝国の第三首都であり、皇帝の後宮がある場所でもあります。ヴォルカーヌスと呼ばれる活火山の麓にある古代の遺跡を流用した都市です。
噴出孔が至る所にあり、安価に温泉を楽しめ、蒸し料理が特産品です。
また採掘場もあり地熱を利用した鍛冶も盛んです。
地下には、古代の遺跡の力により地下水をふんだんに組み上げられ上下水道まで完備されてます。
公衆トイレも各地に配置され、人口2万人と言われる都市ですが非常に管理された衛生的な都市です。
ただそれの弊害として、下水には多数の巨大鼠、生ごみなどを餌として食うスライム
地下でゴミ処理として飼われているが逃げ出した大猪等が生息しており
一歩間違うとスタンピートを起こしかねません、公共事業として下位の冒険者は
下水探索を推奨されております。
ここがPCたちが根城にしている都市でもあります。
冒険者ギルドの歴史
バルネアは非常に広大な土地を持つ都市です。その為、バルネアの中だけで30もの支部があります。
番号が若いほど中央になり実入りが良い依頼が多くあります。
冒険者ギルドの歴史は浅く、とある王国(本編の王国)より等級システム等を学び提携し現在の形になっています。
元来は、「登龍門」と呼ばれ【人工的な勇者】即ち理の外にいるモノを帝国で言われる「龍」を再現するための儀式をする組織でした。
しかし帝国が拡大するにつれ、流民やスラムなどのセーフネットが必要となり「廃品漁り(スカベンジャー)」と呼ばれる組織が立ち上げられ
セーフティネットの様なモノが完成しました、いくつかの戦争をえて、組織の合併再編などが続ぎ
現在の冒険者ギルドの様な原型が出来上がりました。そして王国との同盟の結果「冒険者ギルド」と「冒険者」としての名称が一般的になりました。
しかし、「登龍門」としての機能も生きており、それがRチケットと特別真銀等級の受付嬢による口付の関連となります。
本来は「巫女」と「巫覡」と呼ばれる「人工的な勇者」のパートナーが神託(依頼)を通し試練として存在階梯を上げていくものでした。
現在は、特別真銀等級の受付嬢が依頼を斡旋しRチケットを疑似的な神からの報酬として、最後にそのRチケットを供物として
通過儀礼(イニシエーション)を行い、権能と呼ばれる特殊な力を冒険者たちに付与していきます。
帝国は常に、強き英雄を欲しているのです。
貴族
皇帝
今代で18代目となる只人の皇帝です。歴代の皇帝同様、色を好み性愛神を信仰しております。
本人も高位の神官の位を持っているようですが、奇跡を使った姿を誰も見たことはありません。
また後宮にたくさんの愛人と妻を囲っています。
性格は極めて温厚、必要なところに必要なだけ割り振る素質に長けており
欠点らしい欠点は女好きという事だけです。
九大貴族
九大貴族の頭首だけで元老院は構成されています。この九大貴族は、建国した初代女帝の元カレ達で構成されています。
森人4名、鉱人3名、蜥蜴人2名で構成されています。
性愛神の神官でもあった初代女帝は九大貴族それぞれに使徒を産み落としています。
現代では血も薄れ只人を多く輩出しているそうです。
その為、亡き妻の遺言に従い九大貴族は帝国を維持しています。
できれば、引退したいとぼやいていますが身内に甘い為、ついつい口を挟んでしまい
当主の座からは降りられないそうです。
九大貴族プシュケー家当主 アニムス・ロゴス
通称:宰相ちゃん。白粉を塗った闇人、初代宰相にて永久宰相。
国の全体のかじ取りをしており、高位魔術師であり精霊使いである彼女は分裂の呪文を使用しており
帝国前後に30以上の分裂体を放っており、そこからさらに分身まで活用し帝国の内務を回す機構として生きている。
初代女帝に心酔しており、皇族の血筋には非常に弱くダメンズウォーカーでもある才女。
大体帝国の文官が育たないのは彼女のせいでもある。
担当:夜叉GGM
九大貴族リザーディン家当主 シンメーノ・アルティン
蜥蜴人であり、帝国の大将軍。軍事を司る英傑。剣の達人であり、領地は息子達に任せてふらふらと湯の国漫遊をしている。
なお、息子兄弟からははよ帰ってこいと言われているが梨の礫である。
趣味は盗賊狩り。
担当:なまけものGM
九大貴族ペンタドラゴーニュ家当主 ブラックサンダー・ビックサンダー・サンダー
通称:黒龍賽卿蜥蜴人であり、財務大臣及び税務を司る。
い丈夫な黒い蜥蜴人、三代目ペンタドラゴーニュであるが、初代女帝をプリティシュガーと呼ぶ事から
名前だけかて実は初代じゃないかという疑いがある。
気さくな性格であり、第二十八支部や一桁支部の奇行に胃を痛める人でもある
九大貴族セントヘレア家当主 アルベルト卿
セントヘレア家の当主である小太り中年な森人。税務および商業および外交および開拓を司る
言ってしまえば人が関わる折衝全般を広く浅くではなく広く深く担当している苦労人。
現在三代目なのだが、初代二代目も未だ健在であり3人が並ぶと間違い探しレベルで似てると評判である。
九大貴族としては珍しく、人に任せるという事を理解している賢人。
担当:社畜のきなこもちGM
九大貴族ロードマップ家当主 リンゼン卿
ロードマップ家当主であり、上鉱人。土木全般を司る、というか帝国全土の道はほぼ彼の作品である。
100年近く、都市部には帰宅しておらず帝国の至る所で鉄道馬車の線路を広げ、石畳の道路で街と街を繋ぎ
治水やらトンネルやらダムやら作り続けている、帝国のキチガイの様な輸送網は彼ら一族で尽力でたもられている。
ロードマップ家の内政は、リンゼンの子孫たちで賄われておりリンゼンの顔を知らないロードマップ家の子供たちも多くいる状態。
九大貴族で一番過労死目前と言われている。
担当:αGM
貴族
九大貴族の子孫や取り込んだ国の貴族などが多くいます。基本的には領地を持っているモノが貴族と呼ばれ、当主は複数の爵位を持っており
子供たちに爵位を相続させていたります。
宮廷貴族
平民や冒険者から成り上がった、領地を持たない代わりに職に応じた俸禄を貰っている貴族です。悪徳というわけではありませんが、貴族としての面子の維持と俸禄が釣り合う事は稀の為、袖の下や複数の事業を持つことが多いです。
大体宮廷貴族の家柄では、平民を見下す風潮も見えていますが弱肉強食の帝国の流儀は、宮廷貴族にも適用されるため
あからさまに見下すものはそっと肉になっているでしょう。それでも肉になっていない貴族には要注意です。
冒険者貴族
平民や冒険者から成り上がったが、職を持たず冒険者としての地位を維持しています。名誉職の様なモノで子供に引き継ぐことはできません。
帝国から直接指名依頼を受けたりと、名誉な事ではありますがなかなか気苦労があります。
ただ、メリットとして開拓したりして子供を「貴族」やコネを得て「宮廷貴族」にする権利を有するため、一種の成り上がりのゴールとして見られています。
風習
一つ名
独特な活躍をした冒険者に対し、皇帝陛下より古代語の一文字を冒険者に授けるシステム。いわば英雄譚の補助になったり、冒険者の現状を知るためのシステムとして使われている。
古代語とは、四方世界を眺める人たちの言葉で言うと文字は「漢字」読みは「ドイツ語」
現在確認されているのは下記の通り
「城」ハベル
「狂」シュヴェルト
婚姻制度
帝国の風潮として、血を繋ぐ必要性がない場合は、経済状況に応じて多夫多妻の形式が多いです。誰が財産を受け継ぐかなどが決める必要性がある場合は、一夫一妻であることが多いですが
街で複数の家族で、家を共有している場合は姉妹しかいない家に兄弟が嫁ぎ多夫多妻の形式になることも多いです。
その為、帝国としては跡継ぎの血統さえしっかりしていれば財産次第ということが多く見受けられます。
- 最終更新:2023-07-26 12:34:33